竹炭窯完成!

 元から設置してある炭焼き窯は、一度に多量の木炭を焼くことができますが、窯一杯の原木集めに大勢の人手と日数がかかり、これを焼くにも3泊4日の徹夜の火の番が必要であり、あまりに大がかりすぎて、年に1度しか焼けないのが現状です。イベントとして炭焼き体験を希望する方が多くありますが、一般の方に簡単に炭焼きを体験して頂くわけにはいきませんでした。
 そこで、1日のプログラムで炭焼き体験ができるような窯を作ることを計画しました。




2004年4月下旬 地ならし

 レンタルでユンボを借り受け、ボランティアの手で、元からある炭焼き窯の上の斜面の地ならしをしました。


6月下旬 基礎工事

 コンクリートを打って、簡単ながら頑丈な基礎をつくりました。
 基礎の溝掘り、セメント練り、コンクリート打ち、すべて人力です。



6月30日 棟上げ

 スタッフの大工さんが、空いた日に事務局の裏でこつこつと木づくりをされ、この日、棟上げをすることができました。


7月1日 屋根葺き

 上棟の翌日、すぐに屋根を葺きました。
 屋根材は遠目には瓦葺きに見えますが、素人でも葺きやすくて軽い、瓦型のトタン葺きです。


8月上旬 石積み
 斜面を地ならしして、階段状になったところを、崩れないように石積みにしました。
 窯の前面にも石を積んで、外観を整えました。








9月上旬 窯作り

 ドラム缶を切って、窯本体を作ります。


出来上がった窯本体

 ドラム缶に穴を空け、火道と煙突を溶接します。スタッフにはいろんな技術や才能を持った方がおられ、力を合わせるといろんなことができます。 


9月下旬 窯の据え付け

 コンクリートで作った焚き口の上に窯を載せ、粘土で回りを固めます。粘土は窯の固定と同時に、窯の保温の役割をします。ドラム缶だけでは窯の中が均一に一定の温度になりません。


10月上旬 ようやく完成!

 粘土は一度に積み上げると重みで形がくずれます。完成まで、何度にも分けて小石や藁を入れながら積み上げ、最後に上塗りをして、ようやく完成です。




10月29日 試し焼き

 半年かかって作り上げた窯、さてさて、どんな炭が焼けるかな?楽しみでもあり、不安でもあり・・・・



焼き上がりはご覧の通り

 立派な竹炭が焼けました。長い間かかって作り上げた甲斐がありました。
 今後、この窯を使ったプログラムを、どんどん開催していきたいと思っています。


<炭焼き体験プログラム>
 1月〜3月にかけ、この窯を使って、6回の炭焼き体験プログラムを開催しました。
 2基並べて設置してあるので、一方で窯詰めと炭焼きを体験し、前回焼いたもう一方の釜を開けることによって、1日で炭焼きと釜開けを体験することができます。また、炭焼きの間、火の番をしているだけで時間がありますので、この間を利用してピザづくり、棒パン焼き、バウムクーヘンづくり、ベーコンづくりなどの体験をしました。